府中ITサロンもいよいよ最終回。今回のテーマはブログです。府中を拠点に活動しているブロガー、こぼりたつや氏を講師に迎え、ブログの楽しさや効用について話していただきました。
twitterは情報が速く、手軽にコミュニケーションが図れるというメリットがありますが、発言がどんどん流れていくので、古い記事が埋もれてしまいがちです。また、140字という制限もあります。
まとまった文章を発表したいならブログがお勧めと、こぼりさん。彼はブログとtwitterを併用しています。SNSを上手に使いこなして、ファンを増やしているのです。
こぼりさんのブログはおもしろいと評判で、多くの人に読まれています。今回、府中まちコム舎が講師を依頼したのも、そのブログが担当者の目に留まったからです。サロンに参加された方々の中には、こぼりさんと実際に会うのは初めてだけれども実はブログを通じて知っていたという方もいました。
こぼりさんによると、ブログでお酒について書いたところ酒造メーカーの社員から直接コンタクトがあったとか。ブログが人と人をつなぐ役割を果たしているのです。
参加者から「文章が書けない、どうやって書いたらよいのかわからない」という質問が出ました。
参加者の中には「書くのが大好き」とおっしゃる方もいる一方で、作文は苦手という方も。こぼりさんはもともと読書が好きで、書くことを苦に感じないタイプのようです。朝目覚めたら即寝床の中でスマホに入力しているとの発言に皆さん驚いていました。
こぼりさんは好きな作家の文章を真似して書くうちに、楽に書けるようになったそうです。その好きな書き手とはお笑い芸人とのこと。「なるほど」という声が聞かれました。
こぼりさんは現在、3000字書く運動(?)を主宰しています。挑戦する方も増えているとのこと。3000字は原稿用紙7枚半分、もはや短編小説です。書くのが楽しいという人が着実に増えていると聞いて一同またびっくり。
ブログを開設したものの、反応が薄くて続ける意欲がなくなった、あるいはネタ切れで書く気がしないという声をよく聞きます。こぼりさんは、慎重にではありますが、批判的意見も書きます。責任を持って誠実に批判するなら、理解してくれる人もいます。そこから交流を広がりもします。共感者が増えれば、アフィリエイトで小遣い稼ぎをする道も開けます。
今回のサロンは少し固い感じでスタートしましたが、こぼりさんの前向きな姿勢に刺激を受け、ブログをはじめてみようかな、再開しようかなと思われた方もいるようでした。
今回のサロンでは紙の配布資料の代わりに、ブログについてのブログを使いました。サロンに参加できなかった皆さんもご参考になさって下さい。
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